2017年6月号

五月病にご用心

新年度が始まって、早1ヶ月。新しい環境には慣れましたか?

最初は、環境の変化に適応しようと頑張れるのですが、その緊張状態が1ヶ月も続くと、今までの精神的疲れがどっと出てきて、最初の目標も見い出せなくなり、無気力状態に陥ってしまう・・・・・5月のゴールデンウィークの休み開け、なんだか憂鬱(ゆううつ)。。。。。こんな状態を五月病ということがあります。

五月病は病名ではなく、新しい環境に適応できないことに起因する身体的および精神的な症状の総称で、医学用語ではありません。医師からは「適応障害」と診断されることが多いです。

どんな人がかかりやすい?

①内気で几帳面な性格の人

②完璧主義の人

③理想の高い人

しかし、最近はストレスに弱い人が増えてきている。誰でもなり得ると考えていたほうがいい!

どんな症状?

①憂鬱感、不安感、イライラ感、焦り。

②思考力が落ちてネガティブ思考に陥りやすい。

③今まで興味があったものにも興味がわかなくなり、無気力状態になる。

④何をやっても楽しくない。

⑤人に関わることが億劫になる。

⑥動悸や頭痛めまい、腹痛などの身体反応。

⑦食欲低下。

⑧寝付きが悪くなったり、夜覚醒してしまうことがあり、寝不足になる。

連休明けの体調不良はどんな人にも起こるものですし、新しい環境に慣れるには数か月かかる場合もあるので、五月病を発症しているかどうかの判断は難しいことが多いです。

しかし、5月の休み明けに朝起きられなくなったり、遅刻や欠席が続く場合は、五月病を発生している可能性が高いかも。

親や先生からは怠けているように見られるため「頑張りなさい」「気合いが足りない」という言葉を掛けられることがありますが、それで、がんばれるはずもなく、症状は悪化していきます。

どうすればよくなる?

まずは、疲れを溜め込まないよう、食事や睡眠など規則正しい生活を心がけましょう。

家族でリラックスする時間を作ったり、適度に身体を動かしたりして、心身ともに健やかな毎日を過ごせるよう、心がけたいものですね。

エコキャップ2016 28,727個=65.7㎏

保健委員会で、2016年度に集めたペットボトルのキャップ。

福井テレビを通して「ふくいエコキャップ運動委員会」に譲渡しました。引き続き、回収にご協力を。


保健委員会NIE新聞切り抜き作品コンクール(中日新聞社) 入賞報告

努力賞の皆さん

どうする?今年のかぜ・インフル・ノロウイルス

  • その1:インフルには予防接種

  • その2:規則正しい生活

  • その3:よく笑う(できれば大声で)

  • この3つは昨年の方略「2013・気比校冬の陣✿感染症かからない、うつさない」。キーワードは「免疫アップ」。この作戦で、昨年度、気比校は無事、冬の感染症流行期を乗り切りました。今年はより具体的で効果的な手法を伝授しましょう。

    寝る時は携帯電話を枕元に置かない
    帰宅後に仮眠をしない
    休前日の遅寝、休日の遅起きをしない
    夜食を食べない

    はぁ~なんでこれが感染症予防につながるん?特に「親と先生の言うことをきく」ってなによ!?というつぶやきが聞こえてきました。

    みなさん、自分の指を見てみてください。ささくれ、逆むけできてませんか?昔から逆むけ(ささくれ)は親の言うことをきかないとできると言われています。親の言うことをきかずに食事を好き嫌いすると、ビタミンなどの栄養素が不足し、皮膚症状として出てくるというわけです。

    次に今日の服装をチエック!違反はありませんか?朝から先生に注意されて、むかついたり、落ち込んだり…精神衛生上よくないですね。ストレスは免疫をぐ~んと下げます。一日最悪です。学校でおもしろくないことがあると、家でもイライラ。親にあたって、またバトル。~栄養とストレスと親と先生の関係。このことはあまり一般的に知られていませんが(?)実は、とても重要だったりします。まじめに。

    「2014/気比校冬活!今年もかからない、うつさない感染症✿私、感染しないので…」プロジェクト始動!

    • 「寝る時は携帯電話を枕元に置かない」

      今年2月に現2,3年生(中高)に行った生活習慣調査で高校生のみなさんがもっとも“できそうにない”と答えた習慣です。ラインが気になってスマホと添い寝している-----りっぱな依存症で、思いっきり睡眠が妨げられます。みんなでやめれば怖くない。お誘い合わせの上、やめましょう。

    • 「帰宅後に仮眠しない」

      同調査で男女ともに“がんばればできそう“で、”改善してみようと思う目標”の第4位。

    • 「休前日の遅寝、休日の遅起きをしない」

      女子では特に平日と休日の起床時刻の差が大きいです。

    • 「夜食を食べない」

      女子はできている人が多い。男子の改善目標の5位。

    この4つはぐっすり眠れて→翌朝は気分爽快→元気もりもり、つまり「睡眠の質」を向上させるためのレシピです。感染症の予防に良質な睡眠は欠かせません。今年の冬は「うがい、手洗い、鼻までマスク」の基本メニューにこのレシピを追加してみませんか?感染症予防のほかにも、“いいこと“”がたくさんついてくることを保障しますよ。

    “いいこと”って何かって?「成績が良くなる」「部活の成果がアップ」「頭痛や倦怠感(だるい)などが解消」「昼間の眠気が解消」「性格が明るく元気になる」「身長が伸びる」「美人・イケメンになる」「(太っている人は)やせる」「友だちとのトラブル減」「親や先生にほめられることが増える」やってみる価値ありでしょ?

    「馬鹿はかぜをひかない」は根拠のないウソ。「賢者はかぜをひかない」が正解です。めざせ、ケンジャーX!

    梅雨の季節です。

    梅雨といえば、カビ、細菌、食中毒、そして熱中症。体が熱さに慣れていないので、6月は実はとても危険。

    高校生の場合、総体、北信越と運動部の練習もきつくなる時期です。

    暑さ対策はもちろん、睡眠、食事等生活リズムを崩さないよう、日頃の体調管理が重要です。

    歯科検診を軽くみないで!人生最後の公的なお口の健康チエックです。

    むし歯・歯周疾患を発見する貴重な機会です。高校生までの特権ですよ!

    大学や専門学校に進学、あるいは就職しても、血液検査・検尿など体の健康の検診は実施されます。しかし、現在のところ、「定期歯科検診」はありません(歯科関係の学校は別ですが)。

    歯科医師に歯と歯肉、かみ合わせのチエックをしてもらって、異常があれば、「治療勧告」がもらえる・・・・・考えてみると、とてもラッキーなことです。この機会を逃す手はありません。治療のお知らせをもらったら、今のうちにきっちり治しましょう。

    また、歯科医院は治療をするだけではありません。予防のための歯ブラシの使い方なども指導してくれます。治療を要する歯や歯肉の異常がなくても、歯科医院は大歓迎。保険診療の範囲で歯石除去や歯のクリーニングができますよ。昨年の“きらきらぼし”でもお知らせしましたが、「予防歯科」が流行りです。

    心身の健康に関しては、従来から健康診断や予防接種などを積極的に受け、病気になる前に防ぐ「予防医学」が重視されています。

    それと同様に、歯科医院へも治療が必要となる前に定期的に通い、歯科医や歯科衛生士による検診とケアを受けるという「予防歯科」の考え方が、日本でも広がってきています。

    昨年、気比高校では、敦賀市の歯科衛生士さんによる“歯科出前講座”を実施しました!

    講座を受けた人が「ひえ~っ」と騒然となったのは歯垢の顕微鏡映像です。

    ミジンコみたいな生物がウヨウヨとせわしなくうごめいているではありませんか!歯垢は細菌のかたまりです。

    口の中は温度・湿度が繁殖に最適な上に、栄養たっぷりの食物の食べかす…歯磨きをしないということは、細菌をお口の中で天然培養しているようなもの。

    講座を受けた皆さんは、その後しばらくは昼食後も歯磨きをしたとか。

    あなたのセルフコントロール力(自制心)は強い?弱い?測定してみよう!

    ■まったく当てはまらない:1点
    ■当てはまらない:2点
    ■どちらともいえない:3点
    ■当てはまる:4点
    ■よく当てはまる:5点
    Q1 誘惑に負けてしまうことがよくある
    Q2 悪い習慣を身につけて苦労していることがある
    Q3 怠け者だ
    Q4 言わないほうがよいことを言ってしまう
    Q5 自分にとって悪いことでも面白ければやってしまう
    Q6 衝動的な方だと周りから思われているようだ
    Q7 身の回りが片付いていない
    Q8 もっと自己修養ができていたらと思う
    Q9 楽しいことや面白いことがあると勉強が仕上げられなくなる
    Q10 なかなか集中できない
    Q11 長期の目標に向かって物事を効率よく進められない
    Q12 悪いとわかっていてもやめられない場合がある
    Q13 全ての代案を検討せずに行動することがよくある
    Q14 人が話すのを中断させてしまう
    合 計

    結果の判定は

    *引用文献「週刊東洋経済 2015/10/24号~特集:「教育」の経済学」東洋経済新報社********

    ○結果はどうでしたか?セルフコントロール力弱っ…とがっかりした?それはネガティブ思考の影響かもしれません。

    そして、セルフコントロール力はどうすれば磨かれるのでしょうか?

    ○A高校で自尊心、自己効力感と生活習慣について調査しました。やはり、生活習慣が重要みたいですよ!

    1.起床と就床の時刻をだいたい一定にする、朝食を規則正しく毎日とる、睡眠時間が不規則にならない ようにする、寝る時はスマホを枕元から離す、ベットでTVを見たり読書しない、リラックスして就床するなど睡眠習慣のよい人は自尊心や自己効力感が高い。

    2.インターネット依存度が高い人は自尊心が低い。(使用時間はあまり関係ない。)

    3.運動部に加入している人は自尊心や自己効力感といったポジティブ思考が高く、逆に自己悲観(自信のなさ、低い自己評価)、対人憂慮(人間関係に対する不安や苦手意識)、身体的訴え(頭痛、腹痛などの体調不良)といったネガティブ思考に関する得点は低い。「運動部加入」「文化部加入」「加入なし」の3群の比較で、運動部の人が心身の健康状態がより良好であるということが言える。また、睡眠習慣についても運動部の人の方が睡眠時間を多く確保し、生活リズムが整っていて、良好な生活習慣を維持している傾向にある。

    さて、何はともあれ、まず生活習慣を整えてみませんか?違う自分に出会えるかも・・・・・

    「高校1年 性教育講話2015」が7月6日(月)に開催されました。

    演題「近くて遠き男女の仲」

    講師は福井愛育病院副院長・産婦人科医の鈴木秀文先生です。

    「少子化」「男子の草食化」「結婚したいけどできない男性」「結婚したくないから結婚しない女性」「初産年齢の高齢化」といった最近の風潮、6月に実施した本校のアンケートの結果などからお話していただきました。

    社会の変化や文化の発展により、人が人生を元気に楽しめる年齢は向上し、“子どもは自分の人生を謳歌してから。

    産もうと思えばいつでも産める”という意識を持つ人が増加しているようです。

    しかし、生物としての人間はさほど進化していません。子ども産むのに適した年齢があります。子どもが欲しいと思ったときには、生物学的に遅く、体外受精、代理出産という手段を取らざるを得ないことがあります。

    皆さんには、適切な時期に恋愛、結婚、そして女性は妊娠、出産という経験をしてほしい。高校生の時に「適切な年齢」があることを知って、その後の人生計画に役立てることがとても大切だということです。性感染症の写真なども示していただき、他人事ではない性と生を考えさせられました。


    草食系高校生・・・・・結婚観と少子化の関係「恋愛はめんどくさい」?「子育ては大変そう」?

    異性に興味がある

    男子:74.6%
    女子:37.0%

    将来結婚したい

    男子:80.2%
    女子:65.2%

    将来子どもが欲しい

    男子:79.4%
    女子:65.2%

    二州地区のA高校の1年生に聞きました。福井愛育病院の鈴木秀文先生による性教育講話を実施した際の調査結果です。

    ■異性に興味がある:「ある」「とてもある」の合計

    ■将来結婚したい:「できればしたい」「絶対したい」の合計

    ■将来子どもが欲しい:「できればほしい」「絶対ほしい」の合計

    いずれも男子の方が高い割合を示しています。「草食系男子」「肉食系女子」の増加(?)が少子化の原因の1つに挙げられることがありますが、このデータから見えてくることは、少し様子が違うようです。

    次に全国調査のデータをご紹介します。

    「結婚しない・できない理由」 (出生動向基本調査独身調査 国立社会保障・人口問題研究所 2011年)

    ▶海老澤由紀“2.どうしてこんなに子どもが生まれないのか”http://ebisawayuki.com より引用◀

    まずA高校のデータを見てみましょう。

    1年生では、「異性への興味」は気恥ずかしく、「将来の結婚」「自分の子ども」に対する未来像は描きにくいのかもしれません。また、過去のデータとの比較ができないので、以前に比べて「若者の異性に対する関心が低くなっている」のか「結婚を望んだり、子どもを持ちたいという意識が希薄になっている」のかを示すものでもありません。しかし、この調査結果には鈴木先生が実際に産婦人科の臨床において感じていた近年の傾向とその要因が見てとれるそうです。すなわち、「草食系」といわれる男女の増加と晩婚化に伴う出産年齢の高齢化、出産数の減少→少子化の関係です。さらにグッドタイミングで新聞に次のような記事が掲載されました。全国的に注目度が高い話題のようです。


    中日新聞 12月10日  「子どもほしくない中高生の比率増加」民間機関ネット調査

    「子どもは欲しいと思わない」「子どもを持つイメージが分からない」とする中高生が12年前に比べて増加していることが、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査で分かった。調査は今年6月、全国の中高生計1,200人にインターネットで実施。前回は2002年に行った。

    将来持ちたい子どもの人数は、前回、今回ともの「二人」が最高だったが、前回の48.1%から8.4point減の39.7%。一方「分からない」は21.4%から8.5point増えて29.9%、「欲しいと思わない」も4.1point増の9.9%だった。

    子どもを持つイメージでは、「自分の子はかわいいと思う」が14point減の44.5%。「当然育てたい」「成長できる」といったポジティブな回答も軒並み減少した一方で、「イメージが分からない」が12.8point増え、22.4%だった。「小さな子にふれあう機会がない」「子育てはお金がかかる」などネガティブなイメージを持っていた。

    そして、高校を卒業後は「結婚しない・できない理由」へとつながる場合があるのでしょうか。

    「必要性を感じない」「仕事にうちこみたい」「趣味や娯楽を楽しみたい」という「結婚しない理由」と、「異性とうまくつきあえない」「適当な相手にめぐり会えない」に加え、「結婚資金が足りない」「住居のめどがたたない」といった「結婚できない理由」。社会的背景の影響もあるようです。

    実際、当事者は具体的にどう考えているのでしょうか。抜き打ちインタビューをしてみました。

    高2男子A君

    「できれば結婚したくない。ひとりの方が楽。家族を持つのはめんどくさい。いろいろ、気ィつかわんとあかんし。好きな(女の)子といっしょにいたい気持ちはある。だから、学生のうちは彼女がいた方がいい。でも、結婚は別。自分の勝手にできないから。責任が重くなる。お金のこととか、いろいろ大変。子どもは欲しいとは思わんけど、一人当たり4人作らんとあかんのやろ?少子化で高齢化社会やから。子育ても面倒そう。しつけとか。自分のことができなくなりそう。それに、社会のために子ども作るってのも嫌やな。」

    高2女子Bさん

    「結婚願望はあります。将来、結婚すると思う。子どももほしい。子どもはかわいいと思う。その前に彼氏がほしい。人によるけど(笑)。結婚とか子育てにはいいイメージを持っている。結婚して子どもを産んで家族を作って。そして幸せになれると思う。」

    とても対照的な意見でした。「人口減対策」として、政治的にも重要な焦点となっていますが、子どもたちには明るい将来を描いてほしいものです。政治社会的背景はさておき、親や教師にできることは何か・・・・・大きくて難しい課題ですね。


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