2017年 11月号

11月は予防接種を受けましょう! インフルエンザ⇒おたふく風邪の順です。

予防接種を受けましょう!
インフルエンザ⇒おたふく風邪の順です。

予防として、手洗いやマスク、規則正しい生活、栄養に気を配ることはもちろん大切ですが、より確実な対策として予防接種があります。ただし、費用はかかります。(病院に確認しましょう)

「おたふく風邪?」と思うかもしれませんが、昨年は大流行の年でした。「おたふく風邪」は年齢が上がるほど、重症化し、中学生・高校生の時期にかかると、将来的にも影響を及ぼすような後遺症が残る可能性もあります。例年、罹患例があります。侮れません。

症状

発熱、筋肉痛、耳下腺(耳の下)の炎症・腫れ・痛み、嚥下痛などが特徴です。

腫れは、顎の下にも広がることがあります。

通常は、発症から1~2週間程度で治癒します。

合併症

おたふく風邪は、髄膜炎、髄膜脳炎、難聴、膵炎、精巣炎(女性は卵巣炎)を併発することがあります。

思春期以降に感染した場合、男性では約20~30%で精巣炎に、女性では約7%で卵巣炎を合併すると言われています。(不妊症の原因となることがあります)

難聴は、20000例に1例の頻度とされていますが、永続的な障害となるので、重要な合併症です。

ワクチンの種類によって、次の予防接種との間隔が違います

ワクチンの種類によって
次の予防接種との間隔が違います

ワクチンは、「生ワクチン」と「不活化ワクチン」(トキソイドも含む)に分けられます。

次の予防接種までの間隔は、原則として生ワクチン接種後は4週間(中27日)以上、不活化ワクチン接種後は1週間(中6日)以上です。

インフルエンザは不活化ワクチン、おたふく風邪は生ワクチンですので、順序として、インフルエンザ接種後、一週間以上間をあけて、おたふく風邪になります。順序を間違えると、おたふく風邪のあとは4週間予防接種ができませんから、注意しましょう。

※予防接種については、必ず、医師に相談してください。

※おたふく風邪は、免疫があるかどうかの検査が優先されることもあります。

部活、授業中、休憩時間、登下校中にケガをして通院していませんか?医療費が請求できるかもしれません。

ケガをして受診したら、まず保健室に報告してください。(自宅でのケガや、学校が休みの日に外出先で起きたケガは対象外です)。手続きに必要な書類を渡します。

保健室からすでに用紙をもらって病院へ提出した人は、自分で病院に受け取りに行き、保健室に提出して下さい。

病院へ用紙を出したら、そこで手続きが終わったと勘違いしている人が多いですが、自動的に用紙が学校に届くことはありません。取りにいけない場合は病院に郵送を依頼しましょう(別料金を請求されることがありますが、そのお金は給付対象外です)。用紙は治療途中でも、毎月提出して下さい。数ヶ月分をまとめて提出しないでください。

自分で記入する用紙もあります。薬局、整骨院などに行った場合はその用紙もあります。書類が全てそろわないと申請できませんから、十分注意して下さい。

エコキャップ2016 28,727個=65.7㎏

保健委員会で、2016年度に集めたペットボトルのキャップ。

福井テレビを通して「ふくいエコキャップ運動委員会」に譲渡しました。引き続き、回収にご協力を。


保健委員会NIE新聞切り抜き作品コンクール(中日新聞社) 入賞報告

努力賞の皆さん

どうする?今年のかぜ・インフル・ノロウイルス

  • その1:インフルには予防接種

  • その2:規則正しい生活

  • その3:よく笑う(できれば大声で)

  • この3つは昨年の方略「2013・気比校冬の陣✿感染症かからない、うつさない」。キーワードは「免疫アップ」。この作戦で、昨年度、気比校は無事、冬の感染症流行期を乗り切りました。今年はより具体的で効果的な手法を伝授しましょう。

    寝る時は携帯電話を枕元に置かない
    帰宅後に仮眠をしない
    休前日の遅寝、休日の遅起きをしない
    夜食を食べない

    はぁ~なんでこれが感染症予防につながるん?特に「親と先生の言うことをきく」ってなによ!?というつぶやきが聞こえてきました。

    みなさん、自分の指を見てみてください。ささくれ、逆むけできてませんか?昔から逆むけ(ささくれ)は親の言うことをきかないとできると言われています。親の言うことをきかずに食事を好き嫌いすると、ビタミンなどの栄養素が不足し、皮膚症状として出てくるというわけです。

    次に今日の服装をチエック!違反はありませんか?朝から先生に注意されて、むかついたり、落ち込んだり…精神衛生上よくないですね。ストレスは免疫をぐ~んと下げます。一日最悪です。学校でおもしろくないことがあると、家でもイライラ。親にあたって、またバトル。~栄養とストレスと親と先生の関係。このことはあまり一般的に知られていませんが(?)実は、とても重要だったりします。まじめに。

    「2014/気比校冬活!今年もかからない、うつさない感染症✿私、感染しないので…」プロジェクト始動!

    • 「寝る時は携帯電話を枕元に置かない」

      今年2月に現2,3年生(中高)に行った生活習慣調査で高校生のみなさんがもっとも“できそうにない”と答えた習慣です。ラインが気になってスマホと添い寝している-----りっぱな依存症で、思いっきり睡眠が妨げられます。みんなでやめれば怖くない。お誘い合わせの上、やめましょう。

    • 「帰宅後に仮眠しない」

      同調査で男女ともに“がんばればできそう“で、”改善してみようと思う目標”の第4位。

    • 「休前日の遅寝、休日の遅起きをしない」

      女子では特に平日と休日の起床時刻の差が大きいです。

    • 「夜食を食べない」

      女子はできている人が多い。男子の改善目標の5位。

    この4つはぐっすり眠れて→翌朝は気分爽快→元気もりもり、つまり「睡眠の質」を向上させるためのレシピです。感染症の予防に良質な睡眠は欠かせません。今年の冬は「うがい、手洗い、鼻までマスク」の基本メニューにこのレシピを追加してみませんか?感染症予防のほかにも、“いいこと“”がたくさんついてくることを保障しますよ。

    “いいこと”って何かって?「成績が良くなる」「部活の成果がアップ」「頭痛や倦怠感(だるい)などが解消」「昼間の眠気が解消」「性格が明るく元気になる」「身長が伸びる」「美人・イケメンになる」「(太っている人は)やせる」「友だちとのトラブル減」「親や先生にほめられることが増える」やってみる価値ありでしょ?

    「馬鹿はかぜをひかない」は根拠のないウソ。「賢者はかぜをひかない」が正解です。めざせ、ケンジャーX!

    梅雨の季節です。

    梅雨といえば、カビ、細菌、食中毒、そして熱中症。体が熱さに慣れていないので、6月は実はとても危険。

    高校生の場合、総体、北信越と運動部の練習もきつくなる時期です。

    暑さ対策はもちろん、睡眠、食事等生活リズムを崩さないよう、日頃の体調管理が重要です。

    歯科検診を軽くみないで!人生最後の公的なお口の健康チエックです。

    むし歯・歯周疾患を発見する貴重な機会です。高校生までの特権ですよ!

    大学や専門学校に進学、あるいは就職しても、血液検査・検尿など体の健康の検診は実施されます。しかし、現在のところ、「定期歯科検診」はありません(歯科関係の学校は別ですが)。

    歯科医師に歯と歯肉、かみ合わせのチエックをしてもらって、異常があれば、「治療勧告」がもらえる・・・・・考えてみると、とてもラッキーなことです。この機会を逃す手はありません。治療のお知らせをもらったら、今のうちにきっちり治しましょう。

    また、歯科医院は治療をするだけではありません。予防のための歯ブラシの使い方なども指導してくれます。治療を要する歯や歯肉の異常がなくても、歯科医院は大歓迎。保険診療の範囲で歯石除去や歯のクリーニングができますよ。昨年の“きらきらぼし”でもお知らせしましたが、「予防歯科」が流行りです。

    心身の健康に関しては、従来から健康診断や予防接種などを積極的に受け、病気になる前に防ぐ「予防医学」が重視されています。

    それと同様に、歯科医院へも治療が必要となる前に定期的に通い、歯科医や歯科衛生士による検診とケアを受けるという「予防歯科」の考え方が、日本でも広がってきています。

    昨年、気比高校では、敦賀市の歯科衛生士さんによる“歯科出前講座”を実施しました!

    講座を受けた人が「ひえ~っ」と騒然となったのは歯垢の顕微鏡映像です。

    ミジンコみたいな生物がウヨウヨとせわしなくうごめいているではありませんか!歯垢は細菌のかたまりです。

    口の中は温度・湿度が繁殖に最適な上に、栄養たっぷりの食物の食べかす…歯磨きをしないということは、細菌をお口の中で天然培養しているようなもの。

    講座を受けた皆さんは、その後しばらくは昼食後も歯磨きをしたとか。

    あなたのセルフコントロール力(自制心)は強い?弱い?測定してみよう!

    ■まったく当てはまらない:1点
    ■当てはまらない:2点
    ■どちらともいえない:3点
    ■当てはまる:4点
    ■よく当てはまる:5点
    Q1 誘惑に負けてしまうことがよくある
    Q2 悪い習慣を身につけて苦労していることがある
    Q3 怠け者だ
    Q4 言わないほうがよいことを言ってしまう
    Q5 自分にとって悪いことでも面白ければやってしまう
    Q6 衝動的な方だと周りから思われているようだ
    Q7 身の回りが片付いていない
    Q8 もっと自己修養ができていたらと思う
    Q9 楽しいことや面白いことがあると勉強が仕上げられなくなる
    Q10 なかなか集中できない
    Q11 長期の目標に向かって物事を効率よく進められない
    Q12 悪いとわかっていてもやめられない場合がある
    Q13 全ての代案を検討せずに行動することがよくある
    Q14 人が話すのを中断させてしまう
    合 計

    結果の判定は

    *引用文献「週刊東洋経済 2015/10/24号~特集:「教育」の経済学」東洋経済新報社********

    ○結果はどうでしたか?セルフコントロール力弱っ…とがっかりした?それはネガティブ思考の影響かもしれません。

    そして、セルフコントロール力はどうすれば磨かれるのでしょうか?

    ○A高校で自尊心、自己効力感と生活習慣について調査しました。やはり、生活習慣が重要みたいですよ!

    1.起床と就床の時刻をだいたい一定にする、朝食を規則正しく毎日とる、睡眠時間が不規則にならない ようにする、寝る時はスマホを枕元から離す、ベットでTVを見たり読書しない、リラックスして就床するなど睡眠習慣のよい人は自尊心や自己効力感が高い。

    2.インターネット依存度が高い人は自尊心が低い。(使用時間はあまり関係ない。)

    3.運動部に加入している人は自尊心や自己効力感といったポジティブ思考が高く、逆に自己悲観(自信のなさ、低い自己評価)、対人憂慮(人間関係に対する不安や苦手意識)、身体的訴え(頭痛、腹痛などの体調不良)といったネガティブ思考に関する得点は低い。「運動部加入」「文化部加入」「加入なし」の3群の比較で、運動部の人が心身の健康状態がより良好であるということが言える。また、睡眠習慣についても運動部の人の方が睡眠時間を多く確保し、生活リズムが整っていて、良好な生活習慣を維持している傾向にある。

    さて、何はともあれ、まず生活習慣を整えてみませんか?違う自分に出会えるかも・・・・・

    保護者のみなさまにお読みいただきたい養護教諭からのメッセージです

    「生・性・SAY」は・・・・・性は生きることそのもの。性について語りましょう~がコンセプト。

    嶺南地区の高校5校の養護教諭が、年2回「生と性」関するテーマを決め、保護者のみなさまにお届けします。

    今月号のテーマは「自尊心と社会と性」です。この資料を通して、お子様と話すきっかけができればと考えています。

    男子→自尊感情が高い人ほど、「将来結婚したい」「将来子どもがほしい」と考えている

    女子→自尊感情が高い人ほど、「将来結婚したい」と考えているが、「将来子どもがほしい」は自尊感情の高さと関係しない

    《敦賀市内A高校1年生の調査結果より》

    “自尊感情”とは、「自分に満足している」「物事を人並みにはうまくやれる」等、自分自身を肯定的に捉え、大切に思う気持ちです。この他に「異性に興味がありますか?」という質問もしてみました。こちらは、男女ともに自尊感情との相関はありませんでした。

    「将来結婚したい」「将来子どもがほしい」に、自尊感情の高さで差が生じるのはなぜでしょうか?

    「将来結婚したくない」「将来子どもがほしくない」理由から探ってみましょう。

    • 【結婚したくない理由】
    • 1位:面倒そう
    • 2位:無理だと思う
    • 3位:イメージがわかない
    • 【子どもがほしくない理由】
    • 男子1位:育てるのが大変そう
    • 女子1位:育てるのが大変そう・産むのが嫌

    「将来子どもがほしい」で男女に差があるのは、女子は子どもを産む性なので、妊娠から出産に至る身体的な不安は、自尊感情に関係なく持ち合わせるものだからではないでしょうか!?。

    その他、男子では結婚したくない理由として、「自由に生きたい」、「将来の職業なんかでめんどうくさいことになると嫌」。子どもがほしくない理由として、男子「自由のため」、女子「赤ちゃんが人形のように見える」というものがありました。

    「面倒そうだから」、「自分には無理そうだから」、「育てるのが大変そうだから」・・・・・そう、結婚は「面倒」なこともあり、ある程度「自由」も奪われます。

    「自由に生きたい」なんて言われると、なんだか複雑・・・・・「育てるのが大変そう」、保護者の方に、ずいぶんと手を焼かせているのでしょうか?親の苦労をわかってくれてる?しかし、自尊感情の低さの反映だとすると、ちょっと困ったことだなと思います。そして、これは個人の問題ばかりではないのかもしれません。結婚や子どもに関する意識は社会事情に影響されます。新聞記事からその変化を見てみましょう。


    バブル時代=高収入の若者~独身貴族。結婚しないことが格好いい!お金があって彼氏・彼女と楽しく暮らす

    2008年調査=「結婚した方がよい」急増65%(2008年新聞の見出し)

    2008年調査=
    「結婚した方がよい」急増65%(2008年新聞の見出し)

    2003年以降の推移で20歳代の「した方が良い」と考える人が急速に増加。理由は「精神的に安定する」、「子どもを持つことができる」、「社会的な信用が増す」。

    2016年調査=20代「結婚したい」大幅減(2016年新聞の見出し)

    2016年調査=
    20代「結婚したい」大幅減(2016年新聞の見出し)

    20代の独身男女のうち、結婚したい人の割合が3年前と比べて男性で約28ポイント、女性で約23ポイント減少した。「できるだけ早く結婚したい」、「いずれ結婚したい」の回答が男性で38.7%、女性で59%に落ち込んだ。男性が独身でいる理由は「家族を養うほどの収入がない」が最多だったのに対し、女性では「結婚したいと思える相手がいない」だった。


    2008年の調査結果について家族社会学の山田昌弘氏が同紙でこんなコメントしています。(概略)

    「枠からの脱却/独身への不安」

    「女性は結婚しなくても、十分に幸せな人生をおくることができる」は確かに過去最高となった。

    しかし、これは結婚を否定しているわけではない。「結婚した方がよい」が「結婚しなくても幸せだ」と選択肢が広がった。また、「結婚しなくても、幸せに生きていくことはできる」という“願望”の表現ではないだろうか。むしろ、「人は結婚した方がよい」と考える人が急増し、特に若者の間で大幅に増えたことに注目したい。「独身は不利だ」という意識が急速に浸透したのだろう。

    かつてのバブルの時代、比較的高い収入を得ていた若者たちには、結婚しないことが格好良く思えた。お金があって、ボーイフレンド、ガールフレンドがいる。そんな暮らしを思い浮かべていたのだろう。しかし、実際に独身の人たちが中年になってみると、かつてあこがれたような生活をしているわけではない。格差社会が進み、厳しい経済状況が続く中で、若者は結婚に経済的安定を求めるようになったと言える。

    「結婚のよい面」として、「子どもを持つことができる」が増えたことも、社会への不安が反映している。今の社会保障制度は、家族や子どもがいることを前提とした仕組みになっている。先行きが不透明な中、信頼できる存在として子どもがほしいとの意識が高まっているのだろう。多様な結婚の形を認めた上で、パートナーや子どもを得ることを肯定的に見る意識は、今後も強まっていくだろう。

    予想に反して、実際には、結婚を肯定的に見る意識は強まっているとは言えないでしょう。

    現在の若者にとって、結婚は経済的安定を得るどころか、生活破綻につながり、自由が奪われるというネガティブなシステムのようです。

    自尊感情が高いと、社会情勢がどうあろうと「自分はやれる。結婚して、子どもを持ち、幸せな家庭を築く」という展望が持てるけれども、自尊感情が低い場合は、社会に向き合う自信のなさから、結婚についても悲観的になってしまうのかもしれません。

    今回のA高校の調査では、男女ともに8割程度の人は結婚したい、子どもがほしい(“絶対”と“できれば”の合計)と考えていました。

    今後ますます自尊感情を高めて、ポジティブに将来を思い描いてほしいものです。


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