4月18日(土)、本年度最初の中池見湿地観察会が行われました。
昨日までは少しぐずついていた天気も晴れて、上々の観察会日和となり、観察指導員の先生方が待つ「中池見・人と自然のふれあいの里」に、生徒達も意気揚々とやって来ました。
そして、全員が集合したところで、本日の講座に先立ち、開講式が行なわれました。

学校長挨拶

今年も、この中池見湿地を舞台に総合学習を行うことになりました。
言うまでもありませんが本校の総合学習は、今年度も独立行政法人科学技術振興機構様よりSPP、サイエンス・パートナーシップ・プロジェクトの意に沿う取り組みであるとの判断をいただき、平成21年度も講座型学習活動として採択されました。
その一環として今年度は、今こうして使っているワイヤレス拡声器の御支援をいただきました。
支援品の説明をする学校長
ところで、中池見湿地は多くの人の注目を集めています。そして、私たちの活動も多くの人の注目を集めています。
このことは、今日、帰ってインターネットで「中池見湿地」や「SPP」と言う言葉で検索してみるとわかります。
こうした注目を集めている総合学習「ふるさと敦賀塾」ですが、本年度の取り組みは「伝える」と言うことをサブテーマとすると聞いています。このサブテーマをより良く学ぶために、今年も多くの方に協力をお願いしました。
これまで同様に、「ふれあいの里」の学芸員の皆さん、「NPO法人ウェットランド中池見」の方々は言うに及びませんが、本日は、長らく福井県の環境行政に関わってこられ、いち早く福井の自然を伝える人材育成が大切であることを提案され、現在のナチュラリストリーダー制度を立ち上げてこられた立役者であり、福井県自然保護センターの設立の関与され、現在は、福井県海浜自然センターの館長という重責についておられる多田雅充さんをお招きもしました。よろしくお願いします。講師の皆さん、今年もよろしく生徒達をご指導下さい。
さて皆さんは、こうした方々の力添えを無駄にしないように活動して下さい。そのためにも、昨年もこの中池見湿地で総合学習を行っている2・3年生は、1年生に体験したことを伝えながら活動してください。
今年初めて中池見湿地を訪れる1年生は、そうした先輩の話をよく聴いて行動してください。半日ではありますが、この春の息吹いっぱいの中池見湿地で、多くの生き物たちと触れ合ってほしいと思います。

SPPによる教育支援品について

この度SPP事業の一環としてJST様より、観察学習の指導用にワイヤレス拡声器(一式)のご支援を受けました。ワイヤレス拡声器(一式)の支援を希望した理由は次の通りです。
本校の総合学習は、中池見湿地での自然観察活動を年4回行っており、観察会の最初と最後には講師の方から、観察ポイントについてのお話を聞いています。講師の先生方には、かなり大きな声で指示していただいていますが、野外と言うこともあってか、生徒の中には話が良く聞こえなかったと言う感想もありました。
また、昨年度の秋の観察会(9月)において、スズメバチとの遭遇事件がありました。このときは、指導員の方の臨機応変な対応と、引率教員の冷静な誘導によって難は逃れましたが、活動班毎に移動する関係上、大きな声を出しても状況がうまく伝えられませんでした。
以上の反省から、野外活動における指示の徹底をはかるとともに、分散活動時の緊急連絡用にぜひとも拡声器が必要であると考え、支援を申請しました。