4月17日(土)、本年度最初の中池見湿地観察会が行われました。
早朝までは少しぐずついていた天気も回復し、上々の観察会日和となり、観察指導員の先生方が待つ「中池見・人と自然のふれあいの里」に、生徒達も意気揚々とやって来ました。
「ふれあいの里」の駐車場には大型バスが入らないので、近くの道路でバスを降ります。
駐車場まで歩きます
駐車場にて一端、点呼を
ふれあいの里に向かう山道
峠を越えると
ビジターセンターが
ここまでで一仕事
全員が集合したところで、本日の講座に先立ち、開講式が行なわれました。

はじめに(小橋宏充学芸員)

皆さん、おはようございます。
今年も「中池見 人と自然のふれあいの里」での活動が始まります。
活動を始める前に、今年度最初の活動と言うことですから、少しだけセレモニーをしましょう。
皆さんの学校の校長先生と、本館の館長からお話しがありますので聞いてください。

学校長挨拶

今年も、この中池見湿地を舞台に総合学習を行うことになりました。
言うまでもありませんが本校の総合学習は、今年度も独立行政法人科学技術振興機構(JST)様より、サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)の意に沿う取り組みであるとの判断をいただき、平成22年度も講座型学習活動として採択されました。
今年4年目を迎えるこの活動が、4年連続してSPPの採択事業になるというのは、極めてまれなことではないかと思います。言い換えれば、皆さんが行う活動に対して、多くの方が注目しているということです。このことを誇りとしてほしいと思います。
記事を披露する学校長
ところで皆さんは、この中池見湿地、そして皆さんを指導していただけるNPO法人ウェットランド中池見湿地の活動が、ユネスコの「未来遺産」の登録されたことを知っていますか?
Click Enlarge県民福井の記事
今日の「県民福井」という新聞に、昨日ここにいる皆さんが本校の理事長でもある敦賀市長にそのことを報告したという記事が載っており、市長は、「ラムサール条約の登録に向けて、励みになる」と書いてあります。
こうした流れの中にあって、皆さんがここで活動することの意義は大変大きなものがあると思います。100年後の未来、つまり皆さんの子どもや孫たちに向けて誇れる何かをつかむために、今年もしっかりと活動してくれることを期待します。

館長挨拶

皆さん、おはようございます。
私は、この4月にこの施設の館長として着任したばかりであり、今年で4年目の活動となる皆さんの方が、中池見に関してはよく知っているのではないかと思います。
ところで私は、気比神宮の近くで生まれ育ち、昔の遊び場はどこだったかを思い起こすと、西小学校横の水路がそうだったように思います。
当時は、幅が15mほどもある水路で、ウグイやカニやフナといったものを捕まえて遊んでいたことを記憶していますが、今はその当時の風情は残っていません。
この中池見湿地は、現在越前加賀国定公園の一部に編入し、ロンドンオリンピックが行われる年の会議でラムサール条約に登録してもらえるように取り組んでいます。なぜなら、この中池見湿地には豊かな自然が残されているからです。
例えば、都会ではあまり見られなくなったメダカが、ここでは当たり前のように泳いでいます。こうした自然を大切に守っていかなければなりません。そのためには、市民の理解が必要です。
皆さんは、その市民の代表として豊かな自然が残る中池見湿地で五感をフルに使って活動し、中学生が持つみずみずしい感性に、さらにみがきをかけてほしいと思います。

TA紹介

写真右から
上野山 雅子さん、笹木 智恵子さん、増田 茂さん、飯田 親子さん、桑本 順子さん、田代 美津子さん、笹木 進さん
TAの皆さんには、自己紹介をお願いしました。
増田さんの順番になって、持っていたバケツの中から何か取りだしました。
「これ何かわかる?」
「ただのヘビじゃないよ。マムシだよ。」
たくましくなった生徒達は、ビックリすることもなく、「へ~、そうなんだ」と納得顔でした。