4月16日(土)、本年度最初の中池見湿地観察会が行われました。
午前中は雨が降る予報が出ていたのですが、生徒達のやる気が通じたのか、曇り空の観察会となりました。
全員が集合したところで、本日の講座に先立ち、開講式が行なわれました。

はじめに

皆さん、おはようございます。
今年も「中池見 人と自然のふれあいの里」での活動が始まります。
活動を始める前に、今年度最初の活動と言うことですから、少しだけセレモニーを行いたいと思います。

館長挨拶 (館長代理 筒井宏行・学芸員)

皆さん、おはようございます。
本来ならば館長が挨拶するはずでしたが、所用のため席を外しておりますので、私が館長の言葉を伝えたいと思います。
今年もまた、この中池見湿地での活動を皆さんは行います。その目的は、自然や環境について学ぶためです。そして、この自然や環境のことを知るためには、継続することが大切です。
付属中学校が行っている活動には、中学3年間しかできません。しかし、付属中学校としては今年で5年目の活動ということは、これまでの4年間の成果が残された上で皆さんが活動するということになります。
つまり、一人だけでは3年間の成果しか持てませんが、皆さんはそれを越える何かを実は持っているということであり、一人でできる活動以上の何かに今年挑戦するというわけです。この挑戦が、実りあるものとなるように期待しています。

教頭挨拶

今紹介にあったように、この中池見湿地での総合学習も5年目に入ります。
そして、今年度も独立行政法人科学技術振興機構(JST)様より、サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)の意に沿う取り組みであるとの判断をいただき、平成23年度の講座型学習活動として採択していただきました。
これまでも観察器具を揃えることや、河野昭一先生をはじめとする日本の第一人者といわれる研究者や専門家の方を招いた取り組みをSPPの支援で行ってきましたが、今年も継続して取り組めることになりました。
「継続は力なり」といいますが、皆さんもこの豊かな自然が残された中池見湿地での五感をフルに使った活動で、中学生が持つみずみずしい感性にみがきがかけられてきたのではないかと感じています。そして、1年生から3年生が一つの目的を持って、互いに助け合いながら活動をすることで、付属中学校としての団結力も高まりました。
ここにいる人は、1年目の中池見であったり、2年目の中池見であったり、3年目の中池見なのですが、それゆえにそれぞれで違ったものが見えてくると思います。一人一人が感じた中池見湿地を話し合うことでこの中池見湿地をより深く学ぶことができるはずです。そのためにも、それぞれの活動班の中で、さらには活動班同士でコミュニケーションを深める努力をしてほしいと願っています。