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昨年同様、1年~3年の全体で8班に分かれて、学年混合の縦割り班つくり、1年間を通して、「春・夏・秋・冬」4回のフィールドワークをしていきます。

一つの班は9~10名で構成されていて、各班の活動テーマは以下の通りです。

7月5日(土)午前 くもり 気温25℃

今回から、各班の活動テーマに沿った活動をそれぞれ行いました。

1~5班までは中池見での活動で、6~8班までは市内での各活動でした。

1班水生生物 [担当:教員( 原 )・TA(増田)]

ザリガニ駆除を基本として活動しました。今回捕獲したアメリカザリガニは、74匹です。

仕掛け網を引き揚げる際、網の周りにいるアメリカザリガニがかかることもあるので、タモで下請けしながら作業をしました。

今回は水路、ミツガシアの小池、人工池の三か所を二度回りました。餌はドッグフードが一番いいらしいので、それで行いました。水路では、アメリカザリガニ、ギンブナ、メダカ、モクズガニ、ドジョウ、スジエビ、アブラボテを発見しました。

ミツガシアの小池では、ザリガニしか見つかりませんでした。

人工池では、ザリガニ、メダカ、トノサマガエル、スジエビを発見しました。

水生生物ではありませんが、ギンヤンマが産卵しているシーンを見ることができました。



2班水質調査 [担当:教員(堂野)]

前回同様、各地点において、①~⑨の9つの項目を計測しました。


同じ中池見湿地内でも、地点ごとに水質が大きく異なることがとても興味深く感じられました。

同じ地点でも年ごとに変化が見られたことから、これからも同じ計測を毎年行っていき、変化を見ていきたいと思います。

ビジターセンター付近は導電率が低く、バイパス沿いの地点では導電率が高いという結果が毎年得られています。

pH値は、どの地点も全体的に年々下がってきているようです。外部の接触によって低くなっているのか、酸性雨の影響か、これからも調査を続け確かめたいです。

中池見の水質が、天候も含めた周囲の環境からどれほどの影響を受けているのかを、年間を通しての水質調査と先輩方の過去のデータとから考察していきたいと思います。


3班古民家の暮らし [担当:教員(天野京)・TA(筒井)]

私たちは、春の観察会とは別の日の5月9日(金)に、中池見の田んぼをお借りして田植えをしました。

田んぼはとてもぬかるんでいて、田靴は使わずはだしで田植えをしたので、こけそうになったり足が抜けなくなったりと大変でしたが、自然を直に感じることができました。

今回は、田植えをした田んぼの除草をしました。そのとき、毛虫、ヒル、カエルなどがいました。


今回も古民家内の気温や湿度を測定しましたが、春の観察会同様、総じて気温は屋外の方が若干高く、湿度は屋内の方が若干高くなりました。

8月には稲刈りがあります。何事も初めてのことばかりなので大変ですが、今からとても楽しみです。


4班外来種除去 [担当:教員(今井尚)・TA(田代)]

私たちの活動は、特に繁殖力の強い外来種を除去することで在来種を守ることを目的としていますが、同時に外来種の調査もします。

まず、春・夏・秋・冬ごとに分布している外来種を調べ、分布状況を地図に書き込みます。もちろん、その特徴も調べて記録します。

春にはセイヨウタンポポやセイタカタンポポを除去しましたが、今回は、セイタカアワダチソウ・ブタナ・ヒメジョオンの駆除を行いました。特に、セイタカアワダチソウはたくさん繁殖していたため、一部に絞り込んで除去しました。

今回は、オカトラノオやクサレダマなどの在来種が観察されました。


5班食べられる植物 [担当:教員(今井尚)・TA(上野山)]

私たちの活動のきっかけは、中池見に行ったときに歩きながら踏んでいた植物が実は食べられるものだったということを聞き、驚かされたことにあります。知っている植物の中で食べられるものがどれくらいあるのか興味を持つようになりました。

地産地消という言葉がありますが、中池見にある食べられる草を使って献立をたて、究極の地産地消に挑戦しようと思っています。

中池見には生でも食べられる植物がたくさんありました。その場で食べたときは、正直、全部同じ草の味であまりおいしくはないものもありましたが、レシピを調べてみるとたくさん出てきて、調理法次第でおいしくなりそうでした。しかし、食べることができても数が少ないため採ってはいけない貴重なものもあり、気を付けようと思いました。

夏採れるもので作ることができる献立は、スイバのジャム、ツユクサの卵炒め、スイバのスープ、ツユクサの水まんじゅう、赤シソジュース、梅ジュースです。

今回、梅ジュースを作って飲みました。梅の香りと酸味が絶妙で美味しかったです。


6班敦賀の海 [担当:教員(古谷)・(武田副校長)]

今回は、活動場所を2ヵ所(名子海岸と松原海岸)に分けて行いました。

名子海岸班では、キス6匹、ベラ5匹、ハゼ1匹、フグ1匹の計13匹を釣りました。

思ったよりも釣れた数が少なかったのですが、班員で仲良く活動をすることができたので良かったと思っています。

松原海岸班では、キス4匹、タイ1匹の計5匹が釣れました。予想としてはベラが多く釣れるかなと思っていたのですが、なぜか1匹も釣れませんでした。

これが当日の写真です。


初めてのことが多く、手際が悪くなってしまい、無駄な時間の浪費があったことが反省ですが、残念なことは、名子海岸、松原海岸ともにゴミが多かったことです。特に多かったゴミとして、釣り餌パック、花火の残骸、煙草の吸殻などが挙げられます。

今回の調査で考えたことは二つあります。

今回、釣りをしつつもゴミ拾いを行いました。次回もゴミ拾いは続行して、少しでも多くのゴミを拾い、環境改善に努めていきたいと思います。

今回の活動を振り返ると、学年の壁を越え、班員同士で協力して仲良く活動することができたことは良かったと思います。特に、1年生の皆とも、打ち解けられてとても良かったと思います。


7班敦賀市自転車観光マップ [担当:教員(赤谷)]

私たちの活動目的は敦賀に観光客を呼び込み敦賀の名所を知ってもらうことです。

敦賀は海陸ともに美しい風景が見られるところであり自転車があればどこへでも行けます。ですからこのマップ作りは有意義な活動だと考え、私たちは、自転車で各地をまわるためのマップを作ろうと思いました。

活動は、昨年度の調査内容を引き継ぐものですが、昨年度調査した地点についてさらに詳しく調べました。昨年度の反省や情報を活かし、より良いマップをつくります。

今回のマップには等高線を取り入れようと思います。なぜなら、自転車にとって坂がいかに厄介かを痛感したからです。ちなみに昨年調査した地点は、気比神宮、気比の松原、金ヶ崎緑地公園、赤レンガ倉庫、敦賀ムゼウム、武田耕雲斎等の墓、山車会館、弁天岩の8か所です。

今回は、敦賀市全体の高低差を調べることにしました。当初の計画では高低差を調べるために市役所に行くことになっていましたが、当日は市役所が休みだったため、下の写真のような海抜表示看板を探しました。しかし、探すのに時間がかかったので、この日は市役所から学校に戻るあいだしか調査することができませんでした。

今後は、班員で手分けして、登下校中や休みの日など、出かけたときに見つけたら、場所と海抜を記録していく予定です。また、昨年度調査した地点以外で、内陸部の方の観光名所を調べていきたいと考えています。


8班杉原千畝と敦賀港 [担当:敦賀ムゼウム館長(古江 孝治氏)・教員(形部)]

私たちの班のテーマは、昨年度、ポーランド大使の方が来校されて歓迎会を催したことがきっかけで、敦賀とポーランドの関係をもっと深く知りたいと思うようになり、決まりました。

今回は、敦賀ムゼウムで杉原千畝氏やユダヤ人難民についての話を聴講したり、資料を鑑賞したりしました。

今回のワークで、杉原千畝の行いやその当時の状況、ユダヤ人の歴史などを学びました。・当時、リトアニアの日本領事館に勤務していた杉原千畝は、ユダヤ人だけではなく、助けを求めて来た人たちみんなにビザを発行し、その発行したビザは2,132枚で、その時、6,000人もの人々が助かったと言われています。

杉原千畝だけでなく、樋口季一郎も給食、衣料、燃料の配給などで尽力しています。